2024年10月6日日曜日

2024.12.09 (Mon)「Proust × SoundFog」@西永福JAM

2024.12.09 (Mon)「Proust × SoundFog」@西永福JAM

①会場:西永福JAM

〒168-0064
東京都杉並区永福3丁目34−14, 桧垣ビル地下1階(B1F)
(Postal Code: 168-0064
3-34-14 Eifuku, Suginami-ku, Tokyo, Japan, Higaki Building B1F)

②日程:2024/12/09(月)

③開場/開演 - 18:30/19:00

④チケット:前売/当日:2,500/3,000(各+1D ¥600)

チケット予約:企画者またはバンドへの取り置き、もしくは西永福JAMのHP予約にて承ります。

flyer: 坂爪結人 (@_Yit0_ )

illust.: 高﨑美憂 (@ fuzz_de_kill )

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■バンド (全5組)

cat meows

- 楽曲:  『in my room』 (Soundcloud)
 
結局はポップスを歌う"人気者の"歌手になりたかった佐藤千亜妃の思惑通り順当に、安全で緩んだ都会の下らないBGMに"ステップアップ"していった きのこ帝国 初期の、内なる憂鬱に耽溺し怒りとやるせなさが己を破滅させるまで自傷するようなサイケデリアとシューゲイズを2024年に演奏しているバンド。都市Mとは盛岡市だろうか?cat meowsのボーカルが学生時代を過ごし佐藤やカルト3のボーカルが生まれ育ったのが盛岡市であり、誰1人そこで生きていくことなど出来なかった。

Laget's Jam Stack

- 1st album『遠くの私に名前がない』(2024)
 
2024年夏に1stアルバム『遠くの私に名前がない』をリリースしツアーを行なっている。95年のエヴァンゲリオン放映以降、大仰で衒学的な物語や露悪とグロテスク・神話的壮大さに長らく呪われてきた国内ポスト・ハードコア、そしてburger nudsやgrapevine等の国内オルタナティブ・ロックの要素を多分に備えているがそのいずれとも異なるバンドである。
 これらの要素と雑な俗称"下北系ギターロック"なる書生論からサブカルチャーの意匠とペダンティズムを削ぎ落として残ったイデアがLaget's Jam Stackであり、故に普遍的で在り得る。

PSP Social

- 4th album『Second Communication
- E.P.『MOGERA / tsuki ni kaeru
- ZINE『PSYCHIC SCHOOL TEXTBOOK

 東京にはオルタナティブ・ロック・バンドなど殆ど存在していない。或いは存在したことなど一度としてなかったことと、PSP Social がオルタナティブ・ロック・バンドであることは矛盾しない。bloodthirsty butchersのノイズ塗れの多幸感とskramzの陰鬱さ、自閉と孤高のサイケデリアを持つこんなバンドは日本にしか出現し得ない。
 昨年2023年6月から自主レーベル"エスパーキック" (
HP)を運営しており同時期3rdアルバムをリリース。不定期の自主企画「エスパー教室」は主に新宿ヒルバレースタジオで開催されている。またアートワーク等は彼ら自身が作成しており`24年初夏にはセルフライナーノーツや第1回〜第6回までの自主企画、ビジュアルイメージ・アートワークに短編小説まで収録した全73ページのZINE 『PSYCHIC SCHOOL TEXTBOOK』(HP, BASE)をリリースしている。『tsuki ni kaeru』のようなギターソロを弾けるのは田村陽玖の他には故・吉村秀樹だけであり、従って唯1人しか存在していない。


Vote for Pedro

- 1st E.P.『pool』, 2nd E.P.『search(CD-R)
 東京の3ピースバンド。インディーロック/エモの要素がSooyoung ParkのSeamのような割合で並立していると思った。

カルト3
曲:Mizukiri (demo), kirai ni naru, ディジレル

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西永福JAMへの行き方

・京王井の頭線: 西永福駅南口より徒歩30秒
・京王井の頭線: 永福町駅より徒歩10分

・京王/関東バス: [高45]永福町行き
・高円寺駅南口から西永福下車 徒歩3分

<西永福駅>

・京王井の頭線: 吉祥寺駅より各停11分
・京王井の頭線: 下北沢駅より各停12分

<終電>

・渋谷方面:00:24
・吉祥寺方面:00:52

■企画について:
 2024年7月にVol.1が開催。「Proust」は特定の匂い及び味覚が過去の記憶を呼び覚ます「プルースト現象」から。西永福JAM 坂爪さんと高﨑さんの共催で、高﨑さんは昨年5月に調布Crossで開催された『dry, heaves』を見たのが切っ掛けでカルト3に声をかけてくれたという。dry ~ を企画したのは当時高校生であった2人の学生で、あの時出演したsleepinsideやmwmw、カルト3はsoundcloudで見つけたそうである。この2人は現在『ほしのおと』というライブイベントを不定期で開催しており、dry ~ でも共演したcomputer fight等が出演している。

(文責:菊池)